2021年4月スタートのNHK英語講座の内容が大きく変わりました。
オンライン英会話と並行して、NHKの語学講座を受講されている方も多いと思いますが、未視聴の方、今春からの新講座、チャレンジしてみませんか?NHKラジオ英語講座とオンライン英会話で、ワンランクUPしましょう。
各講座のテキストの発行部数も多いですが、視聴だけの方も多いでしょうから、間違いなく日本で最も利用者数の多い英語学習方法です。
1.ストリーミング放送で、いつでも、どこででも、何度でも聞くことができます。
朝早く起きて視聴しなくても・・NHK語学番組サイト「NHKゴガク®」のラジオ番組ストリーミングで、NHKのラジオ英語講座の過去1週間分の番組内容をスマホやタブレットで無料で何度でも聞くことができます。
NHK語学のストリーミングのページ
https://www2.nhk.or.jp/gogaku/app/
スマホかタブレットにダウンロードしましょう。
2.2021年度から大きく変わります。初級者から中上級者まで、充実のラインナップ。
全ての学習者にとって、最適な講座があります。
2021年NHKラジオ英語講座一覧一覧
[入門・初級レベル」
– 小学生の基礎英語
– 中学生の基礎英語レベル1
– 中学生の基礎英語レベル2
– 中高生の基礎英語 in English (旧:基礎英語3)
[初中級・中級レベル]
– 英会話タイムトライアル
– ラジオ英会話
– エンジョイ・シンプル・イングリッシュ
[中級・中上級]
– 高校生からはじめる「現代英語」
– 遠山顕の英会話楽習
– [NEW] ラジオビジネス英語
3.上級の概念が変わりました。素晴らしい♪
2020年度までNHKの英語講座は参考としてCEFR基準が使われ、
いわゆる上級(C1)として、「実践ビジネス英語」が置かれていましたが
今春から、初級者から上級者までカバーする「ラジオビジネス英語」に刷新され、いわゆる[上級]の講座がなくなりました。
旧来、
中級レベルの入口が、身近な話題について理解し、自分の意思とその理由を簡単に説明できる
上級レベルが、複雑な話題を理解して、明瞭で論理的な主張や議論ができる。
つまり、より複雑なことを分かり(たどたどしくても)話せる。知識基準にやや偏重していたとしたら、
今回の改定は、
上級者は、ナチュラルにスムーズに躊躇なくテンポよく、豊かな表現力でコミュニケーションできる。という自然な考えに基づいているように感じます。
知識を詰め込んでも(読解力は上達しても)会話力が上がるわけではありませんから。
ナチュラルでなく、ワンテンポ遅れて、複雑に分かりにくく話せるより、
まず、自然に話せるようになりましょう。それをベースに豊かな表現力を磨いていく。英会話学習者にとって、磨くべきことがとてもクリアになったと思います。
4.NHK英語講座で英語の総合力UP
文法書や問題集、単語帳単語帳、オンライン英会話レッスン1本で・・様々な学習方法がありますが、
英会話も文法解説も「聞いて学ぶ」ことは、とても効果的です。
多くの英会話教材は、毎回新しい英語知識を学ぶ構成になっています(そうでないと売れないですから)、
英語の勉強ではなく英会話の上達が目的であれば、
会話の基礎を何度も何度も繰り返し思い起こさせてくれる構成のほうが好ましいですし、その組み立てがNHK語学講座は秀逸だと思います。
※どの語学講座が適しているのか、わからない方は
NHKのサイトに[英語力測定テスト]がありますので、一度、トライしてみてください。
[英語力測定テスト 2021]
[文法力][リスニング力][会話・表現力[語彙力]などで英語力を判定され、オススメの講座を確認できます。判定されたランクか、それ以下の番組がよいですね。
https://eigoryoku.nhk-book.co.jp/?utm_source=nhk&utm_campaign=text2020&utm_medium=mygogaku
英語の基礎に不安のある方、不確実な方は、基礎英語を。
基本的なことはざっくり学んだ方は、ラジオ英会話がお薦め。
書店でテキストを開き英文scriptを見て、理解できる。だけでなく
10秒見て閉じて、スラスラ復唱できるか?(同じ表現でなくても、会話の流れに沿ってリズミカルに発話できるか?)
あやふやなことが幾つもあるようなら、そのレベルか、1ランク平易なテキストがよいでしょう。
初めての英会話学習の方は、ほぼ「基礎英語1」だと思います。
全く問題ありません、「基礎英語1」レベルをテンポよく自在に扱えれば、相当の会話力です。
1回聴いて殆ど聞き取れなくても2回、テキストを観ながら3回。
覚えたつもりで5分後に「なんだったかな?」でテキストに戻る。
忘れても気にせず、1年・2年で何度も出くわしますから、「聞いたことある」「そうだった」の繰り返しで、身に着けていきます。
概ね1講座15分ですので、可能な方は
1講座は、しっかり学ぶ(テキストも精読する)
それよりも一つ・二つ平易なレベルの2講座くらいを聴く(※)など
通学や通勤、お買い物、散歩をしながら継続できれば、
1年・2年で、英語力はバランスよく確実に上達していきます。
※あくまで興味のあること優先。映画や洋楽でもOK。
体系的に組み立てられた教材のほうが、input学習としての効果が期待しやすいということです。週に1~2時間、無理なく英語に耳を傾ける習慣を作ることができます。
5.最新の英語教材。豊かな英語表現の宝庫
上級者の方も(英会話の先生も)10年、20年間、ラジオ英会話は欠かさない方もたくさんいます。
得てして、上級者も、常日頃の英語会話表現パターンは固定化しやすいもの。
同じ内容でも、多様な豊かな表現を使いこなせるのが上級者。
どのレベルの講座であっても、自分が自然に使いこなせてない表現に出会い、気づかされます。
古典的な英語教材も貴重ですが、毎年刷新のNHK語学講座は、英口語の変化も反映し、生涯学習に十分に対応しています。
6.今春の注目は[中高生の基礎英語 in English]
中学英語の基礎を概ね学んだ方、平易な英語コミュニケーションができる方は、
15分間、すべて英語の[中高生の基礎英語 in English]にチャレンジしてみましょう。
フィリピンの先生との25分間オンラインレッスンと、15分間のAll Englishのラジオ講座。
リスニング力が磨かれること、間違いなし。初中級者にとってチャレンジしがいのある講座になっていると思います。
[英語は配置]の言葉で有名なカリスマ英語講師:大西先生のラジオ英会話も4年目。
この講座で、目の前が開けた方も多いのでは?
2018年初年度の文法編から実践的な英語表現学習にランクアップしてきました。2021年のテーマは、話す力を伸ばすための新しい英文法。
ちょっと気乗りのしない文法学習を楽しく取り組むことができます。
「知らない」→「理解している」→「使える」→「使いこなせる」
「殆ど聞き取れない」→「聞き取れることが増えてきた」→「いつものパターン♪(先読みできる)」
今年の英会話力ワンランクUPに、
ラジオ英語講座とオンライン英会話の組み合わせは最強です。
ぜひ一度、「NHKゴガク」、お試しください。