ビジネス英会話習得の為に、英会話レベルに合ったビジネス英会話教材を選び、オンライン英会話をより効果的に活用しましょう。おすすめの英会話レベル別の教材と講師選びのポイントです。
ビジネス英会話教材選びのポイント
ビジネス英会話習得の目的は、早期に今の(将来の)仕事に役立つ英会話力を身に付ける事。
学生時代のように、試験で点数を取る為に、語彙や英文法、英作文や読解力を身に付ける学習とは異なります。
ビジネスでTOEICなどのスコアが求められるケースも多いと思いますが、その場合は、以下の内容はスピーキング力やヒアリング力(つまりは英会話能力)向上方法としてご参照ください。
ビジネス英会話力の基準はCERFで
多くの英会話教材はTOEICが参考値になっています。TOEICのレベルは英会話の基礎知識力の基準にはなりますが、
TOEICで求められる語彙やリスニング力と、実際の対話能力は異なります。
かなり勉強したのにイザとなると話せないと言う方・・・話す練習を疎かにしているからです。頭でっかち学習法で楽していませんか?
実態的な英会話力を見誤った教材選びを行うと、あらたな語彙や表現を目にする(知識として学ぶ)ことはできますが、自然な英会話として使いこなし身に付ける学習の効率は悪くなるかもしれません。
一つの基準として、NHKの英語教材でも参考指標として採用しているCEFR(Common European Framework of Reference for Languages:外国語能力の参照基準 )の基準と照らし合わせてみてください。
教材選定前に、NHKのCERFレベルチェックテストをお試しください。
http://eigoryoku.nhk-book.co.jp
例えば、NHKの中学生向けの基礎英語1・2・3は、CEFRではA1からA2(つまり入門・初級者:基礎段階の言語使用者)になり、
多くの方が義務教育で学んでいる範囲ですので読めば内容は理解できますが、
聞き取れない。話すとなると、簡単な単語と構文でしか表現できない段階になります。
NHKの英語講座のほとんどの講座もB1までです。
所謂、Toeicや英検で中級レベルの方も、対話練習やヒアリングや音読の自習では、基礎英語3レベルの素材を徹底して利用している方が多いです。
まず・・ご自身の英会話力評価がポイントになります。
参考:NHK英語講座レベル一覧
オンライン英会話レッスンがビジネス英会話力強化に有効なのは間違いありません。
しかし、
ビジネス英会話力が入門・初級(A0, A1)の方の海外の先生とのレッスンは無謀です。
英語に慣れる効果は確かにありますが、講師の英語の説明を理解しがたい段階では、体系的に文法や英語表現を学ぶ事ができません。
たとえ、テキストが平易であっても、読み合わせ会のようなレッスンでは、楽しくないですし上達の遠回りかと思います。
・MarketLeaderなどビジネス英語の専門教材ありきよりも、
平易な教材で、かぎりなく先生の個別指導力に依存したレッスンの方がよいと思います。
入門レベルの方には、日本人講師をお勧めしていますし
経験豊富な講師ですので、目的をお伝えいただき、あとは完全にお任せして、基礎英会話力を先ず習得した方が得策になります。
また・・これから英語力を効率よく上げていく為の基礎の部分(英文法や語彙や英語表現)を重視した無料テキストを使い、
海外の先生とも意義あるオンラインレッスンが行えるように、日本人講師が基礎部分を指導し、
徐々に、日本人と海外の先生の配分を変えられるようにサポートすることもできます。
勿論、ビジネス英会話の用途が、ショップでの簡単な接客など・・今すぐにでも必要であれば、
その対応話法が複雑ではないはずですから、ロールプレイなど実践的に学ぶ事も、オンライン英会話レッスンなどに組み入れるべきです。
その際も、発音やイントネーションなど(自分では分らない)伝わる英会話の習得を重視することが肝要になります。
ビジネス英会話力が初中級・中級(A2, B1:基礎段階の言語使用者から自立した言語使用者に)レベルの方の講師選びと教材選び
もっとも多い層かと思います。
平易であっても、どうにか自発的にゆっくり聴き話せるレベルになれば、ビジネス教材をベースにされるのが実践的でよいでしょう。
平易な表現でも話し込むスキルと知識を同時に身につける段階ですから、
数カ月で教材を変えたり、複数の教材を山積みすることはとても非効率ですし、無料教材などではなく、長期的に利用でき体系的に磨きこまれたビジネス英語の良書で学ぶ事をお薦めします。
大人の英会話倶楽部ではビジネス英会話の推奨教材としてベストセラーのMarket Leaderをお薦めしています。
Elementaryか、Pre-intermediateかは、あまり違いはなく、平易な方が使いやすいです。
ビジネス英会話力が中級(B2)以上の方は、すでに、母国話者ともリラックスして自然にやりとりができるレベル
やや平易な教材で、ビジネスシーンで活きる聴き話すスキルを磨きこむか
やや難度の高い教材で、語彙や表現を学ぶことも並行していくか、これは、他の学習方法とのバランスや好みの問題にもなります。
勿論、長期に学習を積み重ねていく事が大切ですので、Intermediate, Upper-Intermediate, Advancedと順番に学ぶ事をお薦めしていますが、
そのレベルの方は、自分の課題も認識できますので、講師と自分仕様のレッスンを創られます。
英会話対応力は自己評価しにくいもの。オンライン英会話の日本人講師にレベルチェックとレッスン内容や教材のアドバイスを受ける事もお薦めします。
大人の英会話倶楽部は基礎段階の言語使用者の方を対象にした英会話スクールです。
英語学習は中学高校生時代のみの英会話入門のお客様が過半数のスクールです。
しかも、スカイプもオンライン英会話も初めてのミドル・シニア世代が多くなっています。
既存のオンライン英会話スクールでは、何かとハードルが高い、入門・初級者の方でも利用できるオンラインスクールであることを大切に考えています。
ビジネス英語を学びやすいオンライン英会話スクールとは
多くの英会話スクールは、月謝制(レッスンは同一価格・ただし1日1回など制限)ですが、大人の英会話倶楽部はお客様にご利用いただきやすいスクールであることを第一に、
1日の利用制限もなく、
ポイントチェージ制(3800円で3800ポイント)で保有ポイントの範囲で、レッスン単価の異なる講師のレッスン(最低1レッスン25分290円)を自由に選択する事ができます。
故に、ビジネスマンの方には、週末集中レッスンなども可能ですし、
また、レッスン内容も、お客様のご要望や課題を伺いながら、講師とお客様で最適化していくスタイルになっています。
レベルや目的により、日本人講師と海外の講師を組み合わせ、複数名の講師を”専属のコーチの様に”継続的に学習されるお客様が多くなっています。