
- 中級
- 中上級
- 上級
近年、CLIL(Content and Language Integrated Learning:内容言語統合型学習)という新しい英語教育法が注目され、ヨーロッパを中心に急速に広まっています。
日本でも大学からスタートして今では初等教育の現場でも様々な形で取り組みが始まっている学習方法です。
「大人の英会話倶楽部」では、CLILの学習アプローチに基づいて、題材を元に対話を深める事で英会話力を上げていくレッスンを行います。
※↓テキストをクリックでAmazonのテキストサイトにリンクしています。
CLIL英語で学ぶ国際問題―CLIL GLOBAL ISSUES
従来の英語力習得の手法である「英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)の段階的な習得」や「詰込み型・暗記型・条件反射型・習慣型学習」とは異なり、
関心が高いトピックスに関する対話を通じて「話題への知識」「語学力」「思考力」「コミュニケーション力」全ての向上をもたらす学習法です。
CLILには、課題を理解し的確に考えを伝え、相手の意見の意味を理解し、相互に理解を深めていくノウハウがあります。普段のオンライン英会話のフリートークやディスカッションの質(英会話の質)に課題を感じている方に、お薦めのレッスンです。
CLILはContent(科目やトピック)、Communication(言語知識や対話スキル)Cognition(様々な思考力)、CommunityないしCulture(共同学習、異文化理解) の4つのCを組み合わせて学習していきます。
密度が濃く質の高い授業が可能になります。
第二言語習得から見ると
・中身のある内容により動機づけが高まる
・意味のある豊かなインプットが与えられる
・インターラクションを行う必然性が生まれる
・深い思考を伴うので記憶に定着しやすい
・4技能を有機的に統合できる、といった利点があります。
また、CLILはグローバル教育そのものであり、英語と知識と思考を駆使して他者と協働して新たな価値を創造する力を養うことができます。
教材は英語で国際問題を学び英語で理解するための大学の教科書。多くの教育機関で採用されています。
英語でわれわれを取り巻く14の国際問題(Topics)は一見、海外のニュースサイトなどのコラムと同じようですが、
単に記事の感想や知識を交換するだけではなく、
気づきの着目点や考えを纏め深めていけるように導いてくれる構成になっています。
例えば
TOPICS1のテーマは「固定概念と人種差別」。
タイトルは難しそうですが、
ディズニー映画やそのキャラクターなどの楽しい話題(会話)からスタートして、
ディズニーの映画が私たちに与える影響
ディズニーがどの様に登場人物やキャラクターを描いているのか、人種を描いているのか e.t.c.
身近な話題やデータで、様々な視点や立場を理解しながら、自分の考えを纏め、先生と対話していきます。
そのプロセスで文法や語彙、表現法や学習法も学ぶことができます。
・固定概念と人種差別
・情報と通信
・文化とファッション
・朝食を抜くことによる健康不安
・食べ物は大切
・循環型社会
・地球温暖化
・エネルギー問題
・生態系と人類
・絶滅危惧種
・国際関係
・戦争と平和
・人権
・地球市民
出版社のページに見本と音声ファイルがございます。こちらです。
※オンライン英会話レッスンでご利用の際は、ご予約後、担当講師へのメッセージで使用する教材やページを伝えましょう。
I would like to use “CLIL/Topics11(page86) ”
※三修社