オンライン英会話で上達が実感できないというお問い合わせもあり、英会話上達の方法や、オンライン英会話の意義や勉強方法を纏めました。幾つかのの英会話上達のための視点をご参照ください。
英会話習得は、スポーツや楽器の演奏の習得に似ています。
理論・記憶も必要ですが、体に覚え込ませ表現できるようになるプロセスが必要です。
それゆえに、
英文法や語彙の習得中心であった方も
また、英会話学習が初めての方も、
オンライン英会話をスタートした初期段階は、
多くの方は「聞く話す」こと自体が初めての経験で、
新しいことを表現できる上達感を得ることができます。
初期段階を経て実力アップのステージに入ると
まさにスポーツなどで経験されてきたことと同様に
段階的にレベルアップするものですし
その成長を自覚することが難しいことでもあり
停滞している、あるいは、将来の成長に繋がっているのか、不安にもなり
モチベーションを維持することも難しくなってくる方も多くなってきます。
継続されている英会話学習は必ず上達に繋がっています
英語習得には3000時間が必要とも言われていますが、
オンライン英会話を始め、英会話の学習環境は以前とは比較できないほど良くなっており、
平易な日常会話であれば、学習方法次第でもっと短い時間で目的を達する英語コミュニケーション力を得られるでしょう。
一方、ネイティブレベルは永遠に困難と言って良いほど、どの言語も奥深いものです。
お子様の言語習得のように、文法理解などは後回しに、
平易な単語や会話を何度も繰り返して聞き真似て覚えていく方法もあります。
そういう意味では、その学習方法が快適であれば
手段にこだわらず、英語に接する時間を長く持てる方法が結果的に望ましいと感じます。
効率性の視点から言えば、
日本人の大人の英会話習得法としては少し工夫して考えてみることも良いでしょう。
語彙や文法やリスニング・スピーキング力をバランス良く学習しているかが英会話上達のポイントです。
3000時間の学習時間よりも1000時間以上の発話時間が大切
語彙や文法や読解、間違った発音の習得の比重の大きい日本人の場合は、学習時間よりも発話時間で楽手計画を立てた方が分かりやすいと思います。
旧来の方法で1万時間勉強してもスピーキングをしていなければ、Helloの後の言葉に躊躇してしまう状況は変わりません。
ゴルフ雑誌と素振り練習でプロ並みでも初めてのゴルフ場ではやはり空振りから始まります。
オンライン英会話で上達できない３つのポイント
発話の時間が短い
オンラインスクールの入門テキストでもSIDE by SIDEでも活用の仕方次第です。レッスン時間の半分以上をテキストの音読に費やすようなレッスンでは、コーチを前にした音読は有効ですが、貴重な学習時間の中で膨大なロスを積み重ねていると感じます。
自ら発話量を増やすために準備（予習）や復習とのバランスはいかがでしょうか？
間違いの修正だけを繰り返している
数学などと同様に、一次関数の理解が曖昧なのにn次関数に進んでしまい、
何がわからないのか、何を学ぶべきなのか、生徒も先生もよく分からなくなって迷走を繰り返すケースも多々あります。
小学生に高校生レベルの指導をするような体系的に指導する知識や経験のない先生もいます。
英会話の機会を増やすことが目的ならばそれもよく、
英会話スクールとしては、才能が異なる先生を同一価格て提供したり
同一価格にするが為に、優秀な先生を採用できないようなことにならないように。
また、学習者の立場では、オンライン英会話の先生と目標に適した学習方法を相互認識し創っていけるかが、とても大切です。
同じ英会話レベルの学習を繰り返している
平易なことを何度も繰り返して定着させることは難しいことに急ぐよりは懸命です。
しかし、次に進むべきなのに同じところを繰り返し行っているだけのようなケースも多くなっているように感じます。特にフリートーク派の方に。
教材学習派の方も、[読みながら学ぶスタイル]で随分遠回りされている方が多いです。
知識を得る為に[教材を読む・理解する]ことは大切ですが、
その英文、読まずに聴き取れますか?、直ぐに英語で反応できますか？
英会話学習は[聞く・話す」ためなのに、聞く・話すことに集中する時間がたいへん少ない学習方法の方が多いように感じます。
とても簡単な例文でも、読まずに、「まず、先生、話してください」から始めるだけでも、随分違います。聴き取れない音や表現は何なのか・・もっときめ細かい学びの積み重ねが大切です。
先生が、そして学習者が、目的と現状と学習課題を正しく認識して明らかな進路を進んでいますか？
優秀なコーチを得られるか否かで随分、オンライン英会話レッスン含め学習の質や効果も変わってまいります。
オンライン英会話スクールの大人の英会話倶楽部では、英会話初級から・・上級者の方も
現状と課題を認識して、よりよいレッスンを創っていくために
日本人の先生と海外の先生を組合わせて学習されているお客様が多くなっています。
独学と通学型スクール、そしてオンライン英会話・・
其々に様々な組み合わせで英語学習を進められていることと思います。
オンライン英会話は万能ではなく、それだけで英語力が効率よく習得でき訳でもありませんが、もっと活かしていただける学習機会だと感じています。
オンライン英会話スクールや先生選びに、より一層の英会話力に奏功するレッスンの方法への改善にご参照いただければと思います。
