教科書にないイギリス英語

大人の英会話倶楽部のJakeさんの挑戦(3)


イギリスで一から発音を学ぶことに!!

世界中の非ネイティブ英語学習者にとって、母語発音の影響の外国語なまりの改善は困難な事ですが、特に日本人は弱音節の発音が苦手で、弱形 (weak form)で発音すべき音節も強形(strong form)で発音する傾向があり、ここが他国の英語話者の方にとって最も聴き取り難い点の一つになっています。

45才から英語の勉強をスタートし6年後、単身、グローバル企業のイギリス拠点で活躍のオンライン英会話”大人の英会話倶楽部”会員のJakeさん。

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渡英して初日に、補助輪付自転車とロードレーサーほどの違いを実感して、渡英後1年4ヶ月、英語発音の[いろはにほへと]から学びなおす事になりました。

Jakeさんの挑戦(3)、ロンドンでの英会話スクールのレッスンスタートです。
イギリスと日本の英語の違い、学習方法の違いなど参考になります。

☆初日オリエンテーション後の感想は・・・

JakeさんのBlog: ロンドン生活事情

[そりゃ聞こえないはずだ! ネイティブの発音]

JakeさんのBlog記事を抜粋(転載)します。本文は以下URLを是非ご参照ください。
※転載はJakeさんにご承諾いただいています。
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リスニングレッスンをロンドンで開始!
オリエンテーションで言われた事
「リスニングを改善するためには、発音レッスンをまず受けなさい」
つまり、一般の日本人が「こうだ」と思いこんでいる各単語の発音というのは、現実から遠い曲がったものということ。
原因は、ネイティブの発音とは似ても似つかぬ、しかも英語をしゃべれない英語の教師から発音を学んだこと。
そして未だにその発音が根強くインプットされたままでリスニングのときにそれを頼りに単語やフレーズを聞こうとすること。
つまり、間違った地図を頼りに目的地を探す行為と同じということです。
だから簡単な単語、そしてその連続が全く拾えない、、、
もうひとつ、音声学上は明確にあるのに、英語の授業でまったく習わない[ weak form (弱形) ]という発音方法。
簡単にいうと、多くの単語には強発音と弱発音があって、よほど強調しなければならない場合を除いてほとんどは弱発音になる。
これが強発音とはまったく違う、つまり、我々が習った単語の発音とはそもそも違うわけです。
例えば、thereのウイークフォームは、(発音記号が書けないので、あえていうと)舌を歯で挟んで漏れる濁音、ザとダの間のような音で母音はとても短く弱くはかない音。母音はシュワと言って、あのeをひっくりかえしたみたいな発音記号のやつです。
そしてare のウイークフォームは、これもシュワの母音のみ。つまりかなくとても短い音になるので、もうため息みたいな音なのです。
there are の発音は、それがくっつくわけなので、無理にカタカナでかくと、ダ(ザ)ラ、、にしかならないわけです。
だから聞こえない。我々は、ゼア、アーを探すので見つからない。そして発音してもわかってもらえない。
びっくり仰天の英語の旅はまだ始まったばかり。
がんばるぞ!52歳の出発なのだ!!!!

☆初回レッスン後
[ロンドン DE 英語学校]

http://happylondonlife.blog.fc2.com/blog-entry-128.html
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最初のトライアルは50個の単語、
dig, hard, cap, peak, both,,,,,などを自分が正しいと思うように発音し、先生が録音。そしてその録音したものを、後日自分で音だけをリスニングして書き出すという宿題。
同時にイギリス人に私の録音をおなじようにディクテーション(書き取り)してもらい、一体いくつ正解かというお試しから始まりました。
なんと、自分で書き出したのに10問は間違い。自分で発音したのに自分でわからないって何事?
そしてネイティブが私の発音をディクテーションした結果は正解率が約2割という惨敗!!
たとえばY。私はyearと発音したのに、ネイティブが書き取ったのはearでした。Yが発音できていないわけです。3年というつもりが、耳3つ。これは笑うに笑えません。
あと、アクセントにPやTが来たものは不正解が多かったです。
英語ではP, Tは破裂音といって相当強く発音するそうです。
一方、Pと同じ口で発音するBも破裂音の仲間ですが、そこまでは強くない、でも日本語のバビブべボよりははるかに強い。DもTと同じ口の形で発音する破裂音ですが、Tよりは弱い、
日本人は破裂になれていないからPとTが弱い。結果、我々が発音するPやTはネイティブが聞き落としてしまう。
8月には恐怖のケンブリッジ英検3度目の挑戦もあるし、52歳の努力は果てしなく続くのです、、、、、

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日本語と英語は”音”が異なるので難しいですね。
Jakeさん同様に、正しい発音を一から学びなおす事も、カタカナ英語が邪魔をしてなかなか改善できない現状の打破に良いと思います。
強形 (strong form) や弱形 (weak form)、オンライン英会話で学んでみませんか?
発音レッスンに、日本人講師のMimi先生やSasha先生、Alice先生などのお薦めします。