イングランドには、クリスマスやお正月の他にバンクホリデーと呼ばれる祝日があります。
(3月のイースターホリデーを除くと)バンクホリデーは月曜日に設定されるので土曜日から月曜日までの3連休となります。
このバンクホリデーを入れて、イングランドの祝日は年間8日間ほど。日本は15日間ですよね。イギリス人は日本人よりも働き者なの?
一方でイギリスの有給休暇はどうでしょう?
企業により異なりますが概ね年間25日間ほど。日本の場合とほぼ同じですね。
何が違うの?イギリス人は躊躇なく25日間の有給休暇をマルマル使い切り休暇を思いっきり楽しみます。週末も仕事をするなんて殆どありません。切り替えがはっきりしています。
バンクホリデーと言えば、ゴールデンウイーク短縮版のようなもので、どこもかしこも交通渋滞。
イギリスの道路やパーキングの広さは概ね日本とほぼ同じかやや狭い程度ですが、田舎に行くと狭くなり、古い橋では一方通行になったり、馬が歩いて渋滞などに出くわしたりも度々。イギリスでは一般に道路で馬を見たら運転中はスピードをおとさなければなりません。そして静かにゆっくりと馬を追い越していきます。
なぜ?馬がびっくりするととんでもない事になるからです。買い物カートを引いたお婆ちゃんに追い越されるような事も日常的風景の一つ。通勤時間に放牧中の馬や牛が主要高速道路に侵入し多くのイギリス人が勤務時間に遅れてしまったという事件もありました。このような状況に対してイギリス人はとても寛容です。
■後座席を使った英会話表現
Backseat driver :ハンドルを握っていない同乗者で運転手の運転についていろいろと注文するおせっかいな人。ちなみに、私の父がバックシートドライバーです!
Get behind the wheel: 運転する。
例:My father is a backseat driver when I get behind the wheel.
■教科書にはない生のイギリス英語—ドライブ編
交通渋滞に出会った時、車を道路脇に止めてコーヒーでも飲みたくなりますよね。
Pull over your car and have a cup of coffee!
ウインカーで指示を出すことを忘れないで下さいね。
Indicate your turn!
日本でも馬が道路を歩いていたら、ゆっくり走行しましょう。
Slow down !
そして、スピードアップのためにアクセルを踏んで、
Step on it!
おっと、事故に会いそうなってしまった!
I had a near miss!
警察がこれを目撃!「車を止めて!」と叫んでいます。
I got pulled over.
くれぐれもそんな事にならならいように!
私たちから見た不思議なイギリス文化や習慣を楽しみながら、ネイティブの生のイギリス英語表現を一緒に学んで行きましょう!