おもしろ英会話:異文化コミュニケーション(Cross-cultural Communication)
娘がアメリカに帰る日、当日。
家を出発直前に娘のルームメイトから一通のメールが入った。
どうも娘のアパートに新しいルームメイトが入ってきたらしい。
これは娘にとってはとても大事な出来事で、あたふたしていた。
いやここ日本であたふたされても、ねえ。笑4つのベットルーム(各部屋トイレバス付)で、リビングと台所は共同というタイプのアパートメントで暮らしている。
日本でいうところのシェアハウスみたいな感じ?
大学が非常に多いエリア特有の大学生向きのアパートだ。
アパートメントごとではなくベットルームごとに契約するので、途中で誰かが引っ越しても家賃は変わらない。
私が日本に完全帰国する時に、娘を大学の寮からアパートメントに引越しをさせた。
大学の寮は夏休みとか冬休みとか長い休みの前になると自分の所有物をいったん全部出して
空室にしなければいけないという決まりがある。
つまり夏休みが終わって秋になったら、部屋は変わるという事。
(アメリカの大学に進学予定の人!覚えておいてね!)
だから私がアメリカからいなくなると大変だなーと思って、引越ししなくてもいいアパートメントに引っ越させたの。その当時はルームメイトいなかったんだけど、ここ数ヶ月で一人入ってきて、黒人の女の子と仲良くやっているらしい。
ここでわざわざ黒人のルームメイトと人種を述べたのにはわけがある。
早速、今一緒に住んでいるルームメイトに電話した娘。娘 : are we getting roommate?
ルームメイト : ………….(私にはルームメイトの声は聞こえない)
娘 : oh,so you already met her!
ルームメイト………..
娘 : what is she? (→この英語に注意!聞く相手によっては超失礼になる)
ルームメイト……
娘 : oh,she is white? is she blonde? (→ これも注意!肯定文に?をつける!笑)とそこまで聞いていた私が
what kinda question is that!! lol と大笑い娘はブロンドを嫌いがる。笑
全員が全員そうなわけではないけれど、ブロンド=preppyというイメージがアメリカ人にもある。
娘は昔からプレッピーに入っている子達をあまりよく思っていなかった。
娘自信がアジア人の顔だちをしているので、やはりいろいろある(あった)のさ。人種差別ってあるよ。
表面上はないように見えるかもしれないけど、確かに存在するよ。
大人になれば表面にこそ出さないかもしれないけど、あるよ。
もちろん全員が全員ではないけどね。ちなみに高校くらいまではプレッピーのほかに
Boarder(スケートボードをやるやらないは別にしてそのファッションの子達)、
AA(アフリカンアメリカン、つまり黒人)、
Goth(黒と安全ピンいっぱいのぼろぼろの服を着た子達)、
Hispanic, Asian 、アジアンとかに分かれる。映画にもなったけど、白人のブロンド女子はある意味’天然’にとられる。
それがステレオタイプ的なブロンドの見方だ。
だからちょっとブロンドの子がおばかなことをしてしまうと、まあブロンドだからしょうがないわねー
で、納得されてしまう。で、とりあえずルームメイトは、ブロンドではなかったよう。笑
娘のとっては私と離れて帰国するという事実より、新しいルームメイトのことのほうが気になるらしく
ずーとルームメイトの話をしていたのは言うまでもない。空港について、サムライの人形を見つけて彼氏のお土産に買った娘。
それを紙袋に入れてもらってセキュリティーを通ろうとしたら、その紙袋を開けられているのが見えた。
私は入れないから、じっと事の成り行きを見守っていたのだけれど
突然娘とセキュリティーオフィサーが走り出した。私を探しているのかな?と思ったらやっぱりそうで、サムライ人形はプラスティックの刀を持っているせいか、
セキュリティーを通れなかったらしい。笑
だったら空港の売店で売るなよ!!!!
空港の売店で買ったら十中八九、手荷物になるに決まってんジャンよ!
とか思いながら、日本に置いてけぼりを食らったサムライと一緒にとぼとぼ帰ったきた。
後日私がアメリカまで送ってあげよう。サムライ君。笑上記にあげた英会話、簡単なようで意外に難しいかも!?
わからない時は、いつでもsashaに聞いてね~!Love and Peace~
言葉を覚えるプロセスの違いや文化や習慣の違いから気づき、また体験する様々な愉しい異文化コミュニケーション・国際交流のBlog
日本語を母国語として英語を学び英語圏での生活が長い日本人の先生だから、英会話初心者から上級者の方まで英会話習得プロセスの課題や解決方法も熟知しています。