イギリスと言えば、最初に頭に浮かぶのは、霧のロンドン、そして、高級紳士服に身を包んだ素敵な紳士。かっこいいイメージで誰もが憧れますね。
ところが、リアルな生活となると、イギリス人は、靴をはかずに外を平気で歩く。しかも、靴下の大きな穴も気にしない。
(靴下のままで通勤電車に乗ったりするほどクレージーではないのですが)。
例えば、車に忘れ物を取りに行く、お隣さんと庭で立ち話する、ゴミ出しする時など、平気で靴下歩きします。日本では、裸足歩きは健康に良いと言われていますが、靴下着用となると話は別ですね。
次に、靴下の穴はどうなのってことですが、イギリス人は、穴が気にならないのか、愛着で捨てられないのか、通気性がよくなるためか、穴の成長を楽しんでいるのか、理由は多々考えられますが、実のところ不明です。
イギリス人は、物をすぐに捨てずに、いつまでも使う習慣があることを知っていますか?この点は、さすがに伝統の国だけあって、すばらしい!でも、物を大切にして不要な物まで貯めすぎてしまって、自分の住む空間がなくなってしまったという話はよく聞きますが。
■靴下(socks)を使った英語表現
Pull your socks up
(成績や業績が十分ではないので、態度や行動を改める)
例文He has to pull his socks up if he wants to stay in Manchester Untied.
■教科書にはない生のイギリス英語
不思議な事態に出会った時、日本でいえば、「ウソ、ホント?」って話になりますけれど、イギリス英語ではどうでしょう?
Really ?や What ?が使えそうですね。
驚きのレベルや種類によって、表現を使い分けられるともっと楽しくなります。
少し柔らかく驚きを示したい場合は、
Well I never ! やBlimey!
比較的強い表現であれば、
No Way!
いずれにしても、声の大きさやトーン、ストレスによって、驚きのレベルが違ってきます。
靴下歩きのイギリス人を見たら、Are you serious? と、心でつぶやきましょうか?
日本人は、Really ? を連発しがちです。自分の気持ちを正確に直接伝えられるようになるには、様々な表現を覚えて、シチュエーション別に使い分けられることが必要です。