勿論です！
考えてみてください。通常私たちは、中学校や高等学校で６年間も英語を学んできていますよね。ですから、好き嫌いにかかわらず、基本的な文法と語彙力がついているはずなのです。
受験に際しては、せっせと単語帳を作成しては暗唱しましたし、長文読解や英作文もやってきました。恐らく、この読み書きというレベルにおいては、アジアでトップの実力を持っていると思います。案外、ネイティブの方々よりも、むつかしい単語を知っていたりするものです。つまり、基礎的な知識はもう十分に備わっているのです。
ただ残念なことは、この英語力が「使える英語」ではない、ということなのです。
だったら、「使える英語」を学べばよいだけ。
文法や単語はさておいて、まずはたくさんの英語を聞き、たくさんの英語を音読することからスタートしてはいかがでしょう。
映画が好きなら洋画をたくさん見てみましょう。そして、気に入ったフレーズが出てきたら、それを書きとって、繰り返し自分でも声に出して言ってみるんです。一回や二回ではダメですよ。最低１０回。できれば２０回でも３０回でも繰り返します。私の知人は５０回繰り返すと言っていました。こうやって努力をしていけば、やがて自然に口をついて英語が出てくるようになりますよ。
