初級英文法

オンライン英会話はネイティブか非ネイティブ講師か?


ネイティブな英会話の文脈で一般的に言われるネイティブとは英語を母国語とする国の人だと思います、
ロスやニューヨークでは非ヒスパニックの白人比率は3割程度で、アメリカは多様な国の人が集まった国です。米国内でも地域によってもかなり独特のイントネーションの違いがあります。
国により発音だけでなく語彙の概念すら異なる事もあり
もちろん、日本語同様に世代間での違いもあります。
英国では生活環境などによっての違いがあります。

海外2

地域的或いは社会的な変異を繰り返しているのが英語(米語)であり、

英会話学習で言う「ネイティブ」と言う括り方は、極めて狭い民族や社会的な環境に属している人の事を指すのでなければ、表記の英語を母国語にする人、つまりアメリカやイギリスやカナダやオーストラリアに住んでいる人が使っている言葉という捉え方では少し適切ではない事が起こりえます。

世代や地域により様々な英語を話す人に共通して理解しやすいサポートをしないといけないグローバル企業のコールセンター(お客様サポートセンター)がフィリピンに集積している現実があります。それは、いわゆる、フィリピンの一部の人が平易な標準語を話すことができることを表しています。もちろん、コストの違いも大きいですが。
その言葉は狭義でのネイティブに近く、正しくは世界言語と言えます。

フィリピンはビジネス英語力スコア(※)が世界一と評価されています。

因みに、イギリスは4位、オーストラリアは5位、アメリカは20位以下です。これは何を意味するのでしょうか。
日本の英会話スクールの先生はどこの国のどんな環境で英語を話していた先生なのか、所謂ネイティブ英語の指導法などを学んだ方なのか。
※GlobalEnglish社Business English Index 2013のランキング

ネイティブな英語を修得したい方は

まず、安価なスカイプ英会話などを利用し
スタンダードな英語で学び
その後に目的に合わせて
アメリカやイギリスで平均的に使われている日常会話を学ぶ
(映画などで、そのテーマ毎の背景、社会環境、地域により異なる言葉づかいなどを感じる事も愉しいです)
或いは、伝統的な英語を学ぶなどの方が合理的に英語を習得しやすい面があります。
逆の場合
TPOをわきまえないフランク(雑な)言葉づかいや
不自然に古典的な会話になってしまう事も要注意です。

所謂、狭義のネイティブ英語やアメリカやイギリスのある社会的・地域的な環境の独自の言い回しなどを修得したいという事が本来の英語学習の目的でないのであれば、世界言語として一定の基準をクリアしたフィリピンの先生から英語を学ぶことをおすすめします。